―照明―


―仕事内容―
視覚的にお芝居の雰囲気を出すお仕事です。
主に、舞台の天気や季節、時間帯を光量や色で表すことが多いです。
効果照明も考えます。

―魅力・やりがい―
配線も自分たちでやるので、作っている感があること。
高い所(脚立の上やキャットウォークなど)によく登れます。

―本番までのおおまかな動き―
まずは脚本を読んで、照明プラン (各場面ごとにどういう雰囲気にするか、どこで暗転・明転するか)を考えます。
プランを考える時は、演出のリクエストも聞いておきましょう。

次に、プランを舞台監督・演出・(助演)にチェックしてもらいます。
OKなら、プランをもとに使う灯体の種類(フレネル・凸・ボーダー・パー) と配線図を考えます。
配線図を考える際にはオペ(操作)の事も考慮しましょう。
また、考える前に大道具・舞台監督とも話し合って、舞台の大きさや舞台の中心を決めておくと良いです。
NGだったら、ダメなところを直して再チェックしてもらいます。

配線図まで考えたら舞台監督にチェックしてもらい、OKなら吊り始めます。
(舞台工房では図ではなく、実際に灯体を吊って見てもらうことが多いです)
本番1カ月前には、この段階までいっていると○です(^^)

灯体を吊り終えたら、プランをもとにQシート(照明操作のタイミング表)を作ります。
Qシートもできたら舞台監督・演出にチェックしてもらいます。

Qシートが完成したら、あとはひたすらオペの練習あるのみです!
客電(公演前後の明り)の練習もです。
工房では、客電はマニュアル操作(手動)なのです!つらいです!

あとは、ゲネプロやQチェックの前までにシュート(照明の当たりを合わせる作業)を済ませておきます。
そんなところですかね。

そして、本番を迎えます。