―音響―


―仕事内容―
効果音やBGMを流すことで
お客さんがお芝居のイメージを膨らませるのを手伝うお仕事です。

―魅力・やりがい―
自分の見つけてきた音がお芝居とうまく溶け込んでいるところを見ると
うれしくなります。

―本番までのおおまかな動き―
台本を読んで効果音、BGMを入れる部分を探します。

音を入れる部分をリストアップした仮Qシートというものを作成し、
演出・助演・舞台監督に提出します。
問題がなければ入れる音探しに移ります。
このとき演出にどのような雰囲気がいいかを聞いておくとスムーズにいきます。

音はCDやインターネットのフリーのサイトにあるのを聴いて探します。

集めた曲を演出に聞いてもらいます。
オッケーなら次の曲探し、だめなら集め直しです…。
自分の集めた音をバッサリいかれたらけっこうしょんぼりしますが、
怒ったりふてくされたりしてはダメですよ!

音が集まってきたらオペ(本番で実際に音を流す人のこと)の練習です。
練習でこのタイミングでこの音をいれる、ここで音量を上げるなどと
イメージした通りに音を流せるように練習します。

音が全て集まったら
本Qシート(本番で入れる音をリストアップし、どのように音が入っていくか、どのように消えていくかを書いたもの)
を演出・助演・舞台監督・オペに渡します。

Qチェック、ゲネでなにか問題があったらあせくせ改善、なにもなければほっと一息。

本番。
オペの仕事は緊張しますが
自分がお芝居の雰囲気づくりに一役買っていると実感できて
やりがいがあります。

本番終了後、ジャスラック(日本音楽著作権機構)に使用した曲を申請します。
本当なら本番前にするのがいいのですがなんやかんやで本番後になっちゃいます。

これではれて音響の仕事は終わりです。