演劇知識 No.6 メイクのおしごと
担当:薪姉

  >>>舞台工房でのメイクのお仕事です。

1.台本を読んだり、稽古を見たりしてそれぞれの役にあわせたプランを沢山作る。
※ファッション誌・演劇雑誌・バレエ雑誌を参考にしたりします。

2.役者の顔のつくり・肌質を分析して、プランを選び、より良いものになるようにプランを練る。
※化粧は主にドーランを使います。肌が弱い役者にはパウダーファンデーションを使うこともありますが、舞台に立ったときに顔が白く見えてしまうので色の濃いものを使用したり、コンシーラーなどで微調整をします。

3.衣装・大道具・照明プランが決定次第、メイクプラン最終決定(公演2週間前)。

4.メイク道具を買いに行く。
※役者が多いとスポンジ・ドーランが足りなくなるので多めに買っておくのが良いです。

5.ゲネ前・本番前には役者にメイクをする。
※役者が多い場合、事前に役者にメイク指導をして、本番では役者自身にメイクをしてもらいます。
※このとき、舞台照明の色・光量により、ベースメイクの色を弱冠調整。